自分の手で理想の空間をつくろう!
タイルDIYでお部屋をグレードアップ タイルを使ったDIYは、空間の印象を一気に変えられる人気のリフォーム方法です。
「DIYに挑戦してみたいけど、何から始めたらいいの?」
「不器用でもタイルを上手に張れる?」
そんなお悩みをお持ちの方に向けて、初心者でも失敗しにくい【床タイルの張り方】と【必要な道具】、そしておすすめの床タイルをご紹介します。
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1. タイル張りに必要な道具
まずは揃えよう!床タイルDIYに必要な道具 DIYの成功は「道具選び」から。
以下のアイテムを揃えれば準備万端です!用途 | 必要な道具 | 特徴 |
---|---|---|
接着 | タイルボンド | セメント系/エポキシ系など用途に応じて選べる |
施工 | クシ目コテ | 接着剤を均等に伸ばすのに必須 |
仕上 | ゴムヘラ | 目地材を均一に詰めるための道具 |
清掃 | スポンジ+バケツ | 目地材の拭き取りに便利 |
カット | タイルカッター | 正確なサイズ調整に必要(手動/電動) |
間隔調整 | スペーサー | タイルの間隔を美しく揃える秘密兵器 |
タイル接着剤(ボンド)
タイルを固定するために使用します。
接着剤(ボンド)にはセメントベースとエポキシベースがあります。セメントベースは一般的な用途に適しており、エポキシベースは湿気の多い場所や高強度が求められる場所に適しています。
タイルを張り付ける下地によっても、選択肢は変わってきます。速乾性のあるもの、においが残りにくいもの、大型タイルに適したものなど、あらゆる特性をもった接着剤(ボンド)がありますので、状況に応じて最適なものを使うようにしましょう。
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コテ
接着剤を均等に広げるために使う道具です。材質も、金属やゴム、樹脂など多岐にわたります。
コテにはクシ目コテ(歯付きコテ)とフラットコテがあります。
なぜクシ目を立てるのかというと、材料表面の凹凸に接着剤が入り込んで固まることで、接着力が高まるからです。
適切なクシ目の深さは状況によって異なります。一般的にはタイルの厚みが増すほどクシ目も深いほうが良いのですが、深すぎるとタイルを張り付けたときに目地から接着剤がはみ出てしまう可能性があります。
また、浅すぎるとタイルの裏面と接着面の密着度が低くなり、空洞ができてしまいます。
使用する接着剤の粒子の細かさなども関係してくるので、迷ったときはボウクス・タイルマーケットに相談してください!
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ゴムヘラ
目地材をタイルの間に詰めるために必要です。
ゴムヘラを使うことで、目地材を均等に詰めることができます。
DIYには便利な2way仕様の「Vitrexタイル用ヘラ」がおすすめです
スポンジとバケツ
余分な目地材を拭き取るために使用します。タイルを傷つけない程度の硬さで、細かすぎず粗すぎない程度のウレタンスポンジがおすすめです。
大きさの選べるスポンジ|送料無料
タイルカッター
タイルを適切なサイズに切る際に使用する道具で、手動タイプと電動タイプがあります。
手動タイプはハンドメイドやDIYなど、小さいものを作る際や電源が使えない場所での作業に適しています。
一方、電動タイプは大きな面積を扱う工事や厚みのあるタイルを切る際に便利です。
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タイルスペーサー
タイルの間隔を一定に保つために使用します。
スペーサーを使用することで目地幅が均一になり、美しい仕上がりを実現できます。さまざまなサイズがあるので、使用するタイルのサイズやデザインに応じて選びましょう。
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2. タイルを張る準備
適切な準備がタイル張りの成功の鍵です。準備段階での注意点を詳しく見ていきましょう。
表面の清掃
タイルを張る表面をしっかりと清掃し、油分や汚れを取り除きます。
表面が汚れていると接着剤の効果が弱まり、タイルがしっかりと固定されない可能性があります。
接着前には清掃を心がけましょう。
測定と計画
タイルを張るエリアの寸法を測り、どのようにタイルを配置するか計画します。
計画段階では、タイルのカット位置や配置パターンを考慮し、全体のバランスを確認します。
ボウクス・タイルマーケットでは、面積に応じたタイルの必要枚数を計算できるツールがあります。タイルを何枚買えばよいか分からない方は、ぜひ活用してみてください。
下地の準備
必要に応じて下地材を敷き、タイルがしっかりと固定されるようにします。
下地材には石膏ボード、コンパネ、合板、ケイ酸カルシウム版(ケイカル)などがありますが、特に湿気の多い場所では防水処理が重要です。
下地を整えることでタイルが均等に張られ、長持ちします。
3. タイルの張り方
ここでは実際にタイルを張る手順を説明します。タイルを張る際の詳細な手順を見ていきましょう。
仮並べ
まずは全てのタイルを開梱し、仮並べをするのが成功のコツです。
タイルによっては、同じ品番でもその色味や風合いに大きく差がある場合があります。
そしてその色むらも、タイルの魅力の一つです。 張ってしまってからでは簡単に変えられないため、まずは仮並べをして、イメージを固めましょう。
特に柄タイルは、配置次第で印象も大きく変わるため、この工程は必須です!
接着剤の塗布
コテを使ってタイル接着剤を均等に塗ります。歯付きコテを使用することで、接着剤の厚みを一定に保てます。 接着剤を塗る際は、1平方メートルごとに作業を進めると乾燥を防げます。
タイルの配置
接着剤の上にタイルを置き、スペーサーを使って間隔を調整します。
タイルを配置する際は、軽く押しながら位置を調整し、しっかりと接着するようにしましょう。
タイルの配置が終わったらレベルを使って平行を確認します。
カットと調整
必要に応じてタイルカッターでタイルを切り、正しいサイズに調整します。
タイルのカットは正確に行う必要があり、カットラインに沿って慎重に作業します。
特に角や隅の部分は、丁寧にカットして配置することが重要です。
4. 目地詰め〜仕上げ
タイルを張り終えたら、最後に目地を詰めて仕上げます。目地詰めは美しい仕上がりに欠かせないステップです。
目地材の準備
購入した目地材に記載されている分量を守りながら、指示に従って目地材を混ぜます。
目地材は均等に混ぜることが重要です。混ぜる際には適切な割合を守りましょう。
目地材には付属している専用の液体を混ぜるタイプと、通常の水道水を粉に混ぜるタイプがあります。
どちらも水分量が多すぎると目地が弱くなり、少なすぎると作業が難しくなるため、少しずつ硬さを見ながら配合するように注意してください。
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目地詰め
ゴムヘラを使ってタイルの間に目地材を詰めます。
ゴムヘラを斜めに使い、目地材を均等に詰めていきます。
この作業は慎重に行うことで、タイル間に隙間がなくなり耐久性が向上します。
余分な目地材の除去
スポンジとバケツを使って余分な目地材を拭き取ります。
スポンジを軽く湿らせて、タイル表面を優しく拭き取りながら目地材がしっかりと詰まるようにしましょう。
この作業を繰り返して、タイル表面がきれいになるまで行いましょう。

乾燥と仕上げ
目地材が完全に乾燥したら、タイル全体を拭き取って仕上げます。
乾燥時間は目地材の種類にもよりますが、通常は24 時間以上かかります。
最後にタイル全体をきれいに拭き取り、光沢を出します。
目地材のご購入はこちらから

おすすめの床タイル
ボウクス株式会社|LIT-リト
インダストリアルな雰囲気を持つ大判磁器タイル「リト」。
現代的なカラーリングでありながらウッドやファブリックとの相性も良く、使いやすいトーンが揃います。使用シーンに応じて、通常のマットタイプ/滑りにくいタイプ(抵抗評価(DIN51130)R10)の2パターンから選択できます。
NATUCER|ARGILE-アーガイル

クラシックとモダン、いずれのシーンでも魅力的なそのルックは、 NATUCERの代表的なアイテムの一つです。
押出成形だからこそ実現した、どこまでも自然な “Cotto Look”。
機械的な高精度の美とは対極の風合いと温かみがそこにはあります。
テラコッタは時代を超えて愛される普遍的なデザインカラーですが、 ユ
ニークなアクセントタイルを用いたコーディネートが、 その新しい魅力を一層引き立ててくれます。
NATUCER|MARE NOSTRUM - マレ ノストラム(旧カヴァッロ)
圧倒的な発色と多様なフォーマットを有するMARE NOSTRUM - マレ ノストラムは、「強い色は通常、陶器質である」というセオリーを覆し、世界中のあらゆるシーンで採用されています。
一見ユニークに思えるカラーパレットも、実はトレンドに左右されない元素的なチョイスであり、15年以上にわたるロングランアイテムであることが、それを証明しています。
MAINZU|FONDANT - フォンダン
アウトドアシーンにも、もっと自由なタイルデザインを!
自然調和を重視してデザインされたこのタイルは、いつの時代にもフィットするロングセラーアイテムです。遊び心のあるデコレーションタイルで、個性を演出しましょう。
抵抗評価(DIN51130)R11のアンチスリップ性能で、フロア使用も安心です。
MAINZU|BOTTEGA - ボッテガ

ラフなエッジとボタニカルデザインがアジアンリゾートのテイストを演出します。抵抗評価(DIN51130)R10で滑りにくいため、屋外フロアへの使用も安心です。
HARMONY - PERONDA GROUP|CASABLANCA - カサブランカ

北アフリカの伝統的な陶磁器にインスパイアされたCASABLANCA。
ハンドメイドな風合いと不均等なエッジ、そして地中海風のデコレーションが特徴的で、経年変化を”敢えて”デザインとして取り入れています。
ホワイト× 10種類のデコレーションは、様々な方法で組み合わせが可能。壁と床の両方に使用できます。
まとめ:タイルDIYで理想の空間を実現しよう
この記事では、DIYで床タイルを張るための基本的なステップとコツを紹介しました。
床タイルDIYは、正しい手順と道具があれば初心者でも気軽に始められます。
このガイドを参考に、理想の空間づくりにぜひチャレンジしてみてください。
ボウクス・タイルマーケットでは、専門スタッフによるサポート体制を整えています。
「どの商品を選べばいいか分からない」「在庫切れで困っている」といったお悩みも、どうぞお気軽にご相談ください。
🔎 ご希望のタイルが在庫切れでもご安心を
創業60年以上の実績と、メーカーとの強固なネットワークにより、在庫確保や納期交渉も対応可能です。
また、質感・デザイン・価格を考慮した代替品のご提案も豊富な実績があります。
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